Vectorworks(ベクターワークス)のトレース外注とは、手書きの紙図面やPDFデータなどを、Vectorworks上で編集可能なCADデータ(VWX形式やDXF形式など)に変換・作成するサービスを指します。
主に以下のような作業が含まれます。
図面のトレース作業を外部の代行業者やフリーランスに委託することで、企業にはさまざまなメリットがあります。
図面のトレースや修正作業には多くの時間がかかります。これらの作業を外部へ委託することで、設計士やデザイナーは本来の設計業務や企画立案といったコア業務に専念できるようになり、組織全体の生産性向上が期待できます。
Vectorworksの操作に慣れた専門のオペレーターが作業を行うため、レイヤー分けや線種のルールが統一された、品質の安定したCADデータを得ることができます。
社内の基準を事前に共有することで、そのルールに沿ったデータ作成も可能です。
自社でトレース専門のスタッフを雇用・育成するには、採用コストや人件費、CADソフトのライセンス費用などの設備投資がかかります。
代行サービスを利用することで、必要な時に必要な分だけコストをかけることが可能となり、経費の削減につながります。
Vectorworksのトレース代行料金は、図面のサイズ(A1〜A4など)や密度、依頼する内容によって異なります。
一般的な建築・設備図面の料金相場は以下の通りです。
| 図面サイズ | 料金相場の目安(1枚あたり) |
|---|---|
| A1サイズ | 10,000円 〜 25,000円程度 |
| A2サイズ | 8,000円 〜 18,000円程度 |
| A3サイズ | 5,000円 〜 12,000円程度 |
| A4サイズ | 3,000円 〜 8,000円程度 |
料金が変動する主なポイント
・対象物の複雑さ(細かな機器図面や複雑な意匠図などは時間と工数がかかる傾向があります)
・図面の劣化具合(元の紙図面がかすれて読み取りにくい場合など)
・納期の短さ(急ぎの依頼の場合、特急料金が加算されることがあります)
Vectorworksのトレース外注先には、大きく分けて「クラウドソーシング(フリーランス)」と「専門の代行業者」の2つの選択肢があります。
自社の目的や予算に合わせて適切な委託先を選びましょう。
ランサーズやクラウドワークスなどを通じて、個人のスキルを持つフリーランスに依頼する方法です。
メリット: 比較的費用を安く抑えやすい傾向があります。小規模な依頼や単発の案件に向いています。
注意点: スキルや品質に個人差があり、大規模な案件への対応が難しい場合があります。
CADトレースを専門に行う法人組織に依頼する方法です。
メリット: 組織体制が整っており、安定した品質での納品が期待できます。大量の図面や短納期の案件にも対応しやすい点が魅力です。
注意点: クラウドソーシングと比較すると、費用がやや高くなる場合があります。
数ある外注先の中から、自社に合った依頼先を選ぶためのポイントを解説します。
過去にVectorworksを用いた図面作成の実績があるかを確認しましょう。
また、自社で使用しているVectorworksのバージョンに対応しているか、納品データの形式(VWXなど)に相違がないかを事前にすり合わせることが大切です。
図面は企業の機密情報です。データの送受信方法や、NDA(秘密保持契約)の締結が可能かどうかなど、情報の取り扱い体制が整っている依頼先を選ぶことが重要です。
納品されたデータに認識違いがあった場合の修正ルール(無料での修正回数や期限など)を確認しておきましょう。
また、イレギュラーな急ぎの案件に対応できる体制があるかどうかも、継続して依頼するうえでの判断材料となります。
実際に外注先へトレース代行を依頼する際の一般的なステップを紹介します。
Vectorworksのトレース外注は、自社のコア業務へ集中し、リソースを有効活用するための手段として役立ちます。
依頼内容に合わせた料金相場や自社に合った依頼先の選び方を把握し、適切な委託先を見つけることで、業務効率化と品質向上の両立が期待できます。
図面管理やデータ化でお悩みの際は、まずは見積もりや相談から検討してみてはいかがでしょうか。

国土交通省のCAD製図基準に則り、連携の取りやすさ・再利用性が◎。大規模現場での設計・施工ミス対策に適切。
100枚程度を1か月ほどでトレース可能。大量発注の場合はボリュームディスカウントもあり。

現地調査をしたうえで正確なCAD化・作図・図面修正に対応。
紛失や破損により、そもそも図面がない建物でもデジタル図面を作成でき、既存の古い建造物や施設改修に適する。

平面の図面から、3Dパース・3Dモデル化への対応が可能。
3D CINEMA 4Dを使用して質感までシミュレーションでき、複雑な形状・デザインの建築物でも完成イメージがわかりやすい。
【選定基準】CADトレース代行、図面電子化とGoogleSEO検索100位で公式サイトがヒットした会社29社から選定(2024年2月10日時点)。
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